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2010年5月10日 

花1
今日の画像の花は全て我がモイケル娘に捧ぐ^^
娘よ、24回目の誕生日、心からおめでとう。おっかさんの24歳のころは、
しっちゃかめっちゃか、足が地に着いておらず、とても今のお前さんの生き
方には適わなかったような気がしやんす。大振りな花の輝きでなくてよい、
20歳より24歳、24歳より30歳、歳を重ねるごとに路傍に晴れやかに
咲く花のように輝き続けてくなんせ。


今の人たちは知らないが、わたしの若い時には下宿部屋に数人集まって
人生論を戦わしたり、夜更けの下宿ビルの屋上や川原であれやこれやの
話をし、人生とは何かとみんな模索していたものだ。

そんな仲間同士の中から、何組かのカップルができたり恋のさやあてが
あったり、友達もできたりした。そうしてできた友達が一時的な間柄で
終わってしまったり、はたまたずっと友好が続いたりする。

わたしの場合、女同士くっついてどこそこへ行くということがあまり性に
合わないもので、すると必然女友達はなかなかできなかった。
それでも、「あ~ぁ、女友達がほしいなぁ」と切に願ったことはない。

花2
こんなに小さくても周りを嬉しくさせてくれるよ。

生涯の親友と呼べる人にわたしが出会ったのは、かなり遅く、27、8歳の
頃で、彼女は当時勤めていた会社のわたしの後輩だった。わたしたちの
性格はまったく似ていない。若い頃のわたしは性急なタチで、思い立った
が最後、なんでもすぐ行動に移さないと気がすまないタイプ。それに比べ
彼女はチビのわたしとは正反対に背丈があり、なんともゆったりおっとりした
性格だった。ポルトガルに住むに連れて、だんだんと性急な部分が緩められ、
かなりのんびりした性格になってきたわたしだが、彼女はと言えばずっと
あの頃のままである。
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ー続きはここからー

家財道具の一切合財を売り払ってアメリカへいざ!と移ったときは、愛しの
我が猫こと「ポチ」を彼女とそのご両親に押し付けていった。
誰も弾き手がいないと言うのに、我が愛用の白いギターも無理やり引き
とってもらった。わたしは自分の最も大切な二つのものを処分しきれず、
もらってくれと頼み込んだのだ。

挙句の果て、アメリカ移住予定だったのを半年で大学留学をうっちゃって、
恋人だった現夫がもうすぐ日本からポルトガルへ帰国するとの知らせを受け、
全財産の旅行カバンひとつをズルズルひきずって大阪へ引き返したときは、
行く当てもないわたしを彼女とその2姉妹、そしてご両親が住むお宅へ居候
させてくれた。

彼女だけでなく、彼女のご両親もまた、わたしのよき理解者であった。
その父上は既に他界されたが、母上は今日をガン末期状態で闘っていると
いうより、それと付き合いながら俳句を楽しみ一人暮らしを続けている。
わたしたちは月に一度ほどの割で国際電話で少しおしゃべりをする近年だ。

わたしがポルトガルに嫁いで来た時、今ほどヨーロッパと日本は近いl距離
に感じられなかった。しばしの別れ、その時にわたしたちは約束したのだ。
「いつか、きっと一緒にアンダルシアを、アルハンブラ宮殿をたずねよう」と。

花
ベルミーラおばさんが持ってきてくれ、君の部屋のベランダに置いてます。
名も知らぬ植物だが、可憐なピンクの花をつけました。

ヨーロッパの端、ポルトガルのことなどまだ何も知らなかったが、スペイン、
アンダルシア地方、アルハンブラ宮殿は、スペイン内戦、ロルカの本も
興味深く読んでいたことから、わたしたちにとり遠い異郷の地、憧れの地
であった。

以来、わたしは我が家族とスペインのマドリッド、トレド、バルセロナは訪れ
たが、アンダルシアは夫にも「みちべぇと一緒に行くのだから」と行かないで
きた。お互いに子どもも生まれ子育て専念、とても外遊などする余裕のない
まま、数年のうちにはと言いながら、いつの間にか30年が過ぎてしまった
ことになる。

花3
造花にもそれなりの美しさがある。送ってくれた人の心さえこもっていれば。
Zeおじさんの白バラは君の部屋でいつも待ってます。

しばらく前のこと、久しぶりに国際電話で親友と話した。数年前にお姑殿を
見送った彼女、今度は5月からお舅殿の面倒をみるため、同居することに
したと言う。これは仕方がござんせん。

で、わたしは少し考えたのです。
あと5年もしたら、みちべえはまだ60いくかいかないかだが、わたしゃ・・・
おい!68だぞ!
人生、明日のことは分からない。5年後も今のようにぴんぴんしているかは
誰もいえない。そこで、みちべぇに恐る恐る尋ねました。

「み、みっちゃん~、アルハンブラ、どないするねん?」
「袖さん、一足先に行っててちょ。」
「ええのん?そんなら下見をするつもりで行って来るよ。で、みちべぇが来た
らもう一度一緒にいこう!」

花3
雨の雫を花びらに受けて、この清々しさ。

そんなわけで、日本語教室も休校、Japan Weekのお仕事も休んで、今週
木曜日から五日間、ポルトから車をぶっ飛ばしアルハンブラ宮殿のあるグラ
ナダ、ロルカが銃殺され埋められたと言われる田舎の地、そしてコルドバを、
夢のアンダルシアを回ってきます。

勿論連れはみちべぇではなく、我が夫。
きっと方向音痴がまた、あっちへひょ、こっちへひょ、行くんやろなぁ^^;
「そっち、間違ってない?」なんて一言ゆうたらスネルから、黙ってついて
行ってきますが、これ、結構しんどいのだ(笑)

我が親友の話はこちらでも書いています。→世界一の嫁
                          →「雛人形とシベリア抑留
                 
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コメント
こんにちは~。

spacesisさん、白いギターを持ってたんですね。白ってトコが昔のspacesisさん像を想像させますね!

実は私も昔、ギターを買おうかと思ったときがあったんですが、その理由が「アルハンブラの思い出」を弾いてみたかったからなんですね~。難しいみたいなのですぐギターも買わずにあきらめましたが…エヘヘ…。
この曲が好きで、アルハンブラ宮殿にも興味はあったんですが、spacesisさんが行かれるってことで、写真楽しみにしております!!

今、ポルトガル行きを計画中なんですが、ちょっと質問がありまして、数日前にメールを送らせていただきました!
あともう一つ質問なんですが、レイタオン・アサードで有名なメアリャーダですが、それだけを食べにポルトから行くにはやっぱり遠すぎなんでしょうか…?

ではでは、気をつけて行って来てくださいね~♪
2010/05/11(Tue) 09:38 | URL | とまぽっち | 【編集
>とまぽっちさん

ごめんごめん!
メールの質問、さきほど送りました。

メアリャーダはポルトとリスボンの中間あたりだったと思う。
遠いよん^^;
その美味しいレストランは旧国道沿いに
ズラリと並んであるので、車でないと交通の便も悪いです。

あそこには特に有名なレストランがあって、土日は1時間
待たされたりします。わたしたちも昔はリスボンからの帰り
など立ち寄ったのすが、レイタォンを食べないわたしは、
そのレストラン自家製の白ワインに惹かれて^^
でも、そこで食べないでTake Awayして行く人もたくさんいます。

電車とタクシーかバスで食べに行ってみることになるわよん^^;
2010/05/11(Tue) 16:36 | URL | spacesis | 【編集
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