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2024年4月7日

大して考えることなくひたすら動いている。
今週は誰誰とどこどこで会う。週末はモイケル娘のところへ行こう。食材を仕入れて晩御飯を作るのだ、等々。東京息子から電話でランチを一緒にしないかとの誘いもよくかかる。が、毎日出歩いているわけではない。昨日も今日もと人と会う日が続かないようにはしている。

人と会っておしゃべりした日の夜は10時頃には寝床につきぐっすり寝入っている。ポルトでしゃべる相手と言えば、日本語オンライン授業中が主だが、これはポルトガル語だ。帰国時の友とのおしゃべりは母国語で通じる幸せがある。言ってみればその幸せにどっぷり浸かり、まくしたてるからであろうか、不眠症気味なわたしがぐっすり寝入るのは、自分の気付かぬところで疲れているのかも知れない。

さて、昨年11月に30年ほど住んだポルトガルから永久帰国した補習校の元同僚に先日会った。少しはポルトガルが恋しくなってるかと思いきや、期待外れだった(笑) 住まいを見つけ家具等は最小限に揃えたそうだ。ポルトガルでは遂に持たなかったスマホを手にして挑戦し、使えるようになったという。

それはそうだろう、スマホなしでは日本の生活は成り立たないところまで来ている時代だ。ポルトガルにいる家族たちとのコンタクトにも欠かせまい。そのスマホの必要性を感じないほど、ポルトガルでの彼の生活は穏やかだったのだと思う。

2年ほどは贅沢をせず、ごく普通老後語生活を送りながら更にその先の終の棲家になるであろう施設を探す計画を実行に移しそうだな、彼。それまでの期間は彼の冒険時間でもあろうか。

経済的な問題があまりなく日本に移ってもいいとなった場合、わたしならどうするであろうか。確かに子どもたちや孫の成長を見たいと言う気持ちは強いが、澄み切った真っ青な空、乾いた夏、ポルトガルの友人たちや日本語学習者とのつながり、リベイラの美しい眺め、、台所から見られる夕暮れの景色、お手伝いさんのドナ・アナマリア、愛猫達等々、ポルトガルでの生活も捨てがたいと思い始めている自分に気づく。

日本にいてはポルトガルを恋いポルトガルにいては日本を恋うる。考えてもみなかった場所にわたしはいる。その場所を飛び出し、敢えて独りで老いゆく道を選んだ件の元同僚の幸運を祈りたい。
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