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某年某月某日 

二人の子どもが家を出て独立し日本で職を得ているので、家族揃ってと言っても夫婦二人きり。ウィークデイの朝は昔から夫はポルトガル式の朝食を好み、焼きたてのパンにバターとジャムをつけ、Café com leite(カフェ・コン・レイテ=ミルクコーヒー)を自分で淹れる。わたしはと言えば、近頃は、ご飯に味噌汁を中心の日本食もどきなのである。

週日は日本語を教える仕事があるので、晩御飯はあまり手をかけずに作るが、日曜日の昼食は少しだけ気合を入れて作ったりもしする。そんな時は、朝食が遅いので午後2時ころからワインかビールを開けてゆっくり食べるのが慣わしだった。それが、たまに途中からゆったり昼食というわけにいかなくなることがある。

我が家は、ポルトガルではCondominio(コンドミニアム)と呼ばれる集合住宅である。が、安普請だからして各フラットのドアを開けて話そうものなら、エコーで響き、家の中に居ながらにして、聞きたくもないのにあれこれ聞き取ることができたりする。

ある日のこと、昼食をとっていると、階下がなにやら騒々しい。「何だろうね・・・」と夫と話しながら食べていたのだが、そのうち姦しかった声が更に大きくなり、どうやら女性二人の応戦抗戦が始まったようなのだ。おお、やっとるやっとる(笑)

階下、向かい合ったお宅、奥方同士が最初は仲良しかのように見えたのだが、何があったか知らぬがいつの間にか反目する仲になったのである。やりあっている現場を目前にしたことはないが、お二方がそれぞれの窓から顔を出して激戦している様を二階の我が窓から身を乗り出して見たことはある(笑)

こういう場合、典型的なポルトガルおばさんなら一言二言言って間に割って入るであろう。が、こちらは日本人おばさん、あちらのお二方が派手にガナルほどに、我が家はシーンと静まりかえり、思わず聞き耳を立てていたりする。そういう時はなぜだか知らないが、我が動きはおのずと自分の家なのに、抜き足差し足状態になっているから不思議だ。

聞き耳を立てるのは最初の頃だけで、後は聞きたくもないののしり合いであるからして、しばらくするとわたしは窓をピシャとしめて、激戦終了を待つのみ。

向かい合ったフラットのドアを開けてガンガンやっている階下の隣人の姿を想像しながら、これでストレス発散し、また当分はやりあいがないだろうと思うに至る。それにしてもお二人の夫たちが口を出さないで放っておくのもおもしろい。笑 

犬が食わないのはどうやら夫婦喧嘩だけではないようだ。はははは。

お粗末さまでございました。

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