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2023年11月28日 

昨日の続きです。

石の彫刻家、新妻実(Niijima Minoru)氏について、調べてみました。

東京芸術大学彫刻科を卒業した氏は、後ニューヨークで個展を開き国際的に多くの賞を受けています。ニューヨーク・コロンビア大学で教え、1958年にはニューヨーク・ストーン研究所所長になっています。

1965年には、大理石を使って制作した「眼の城」という独特の作風を確立し、ニューヨーク、ポルトガルを拠点にして国際的に活躍したとあります。ポルトガルはイタリア、ギリシャに次ぐ大理石の世界大産地の一つですからポルトガルとの関係は、大理石にあったのですね。

castelo of the eye_Lisboa1
Wikipediaより。リスボンにあるピンクの大理石で造られた新妻実氏の「眼の城」のひとつ

新妻氏のポルトガルでの活動は1986年から1998年、亡くなる年までしたことになります。アートコレクターでビジネスマンでもあるべラルド財団のジョー・べラルドは、30以上の作品を所有しており、その一部が前回紹介したバカリョア社に展示されていたというわけです。

下記はリスボンのグルベンキアン美術館にある、同じく同氏の作品「眼の城」
Gulbenkian.jpg
グルベンキアン美術館にあったのが、現在はバカリョア社の庭にある。

Evora_1.jpg
Wikiより。エボラで見られる作品。落書きがされているのは残念でならない。(怒)

新妻実氏の作品をネット検索しているうちに、ポルトにもあることが分かりました。写真の整理が遅くなり、出かけていったのは夏も終わろうかの春の旅行から数か月も後です。

jardim Paulo Vallada_1
Jardim de Paul Vallada、別名Jardin das Pedras(石の公園)という公園で、我が家から車で5分ほどのところです。

作品を大きくしてみました。
jardim Paulo Vallada_2

公園には他にも石の作品があります。

Jardim Paulo Vaallada_3

Jardim Paulo Vallada_4

残念なことに、作品と作者についての説明書きはどこを探してもなし。ネット検索では新妻実氏の作品として大きな石門のような写真が一枚出て来るだけです。いい加減やなと、腹の立つことしきり。なんでんねん、これは。これでは、他の作品も新妻氏のものかどうか若rないではないか。

わたしが思うには、恐らくほかの作品も全部氏の作品であろうということです。というのは、kono
彼の作品にはピラミッドと題するものがあり、この公園に置かれているピラミッドと非常によく似ていると思われ。

jardim_Paulo Vallda3

いずれにせよ、公園に何の案内もないのはいかがなものか?

さて、もう一つ新妻実氏についての間違った情報があります。前回のバカリョア社の庭の案内では、市はポルトガルのシントラで亡くなったと書かれてありましたが、略歴を確認すると、亡くなったのはニューヨークの病院でした(いいかげんだなぁ)。享年67歳。

元はと言えば、氏がシントラで生涯を終えたと言うので興味を持ったアーティストだったのですが、案内のひょんな間違いから氏の色々な作品に出会い、ちょっとした足跡を追跡することになりました。 

ポルトのクリスタル公園にも彼の作品がひとつ置かれてあると言いますので、そのうち行ってみようかと思っています。
新妻実氏については、これにて。

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