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2022年5月22日 

Facebookでつながっている我がモイケル娘の友人Kちゃんが、「絹絵に描かれたこの屋号」の読み方をどなたかご存じないかと写真を載せていた。

崩し字であろうとわたしなりに探ってみたのだが結局分からなかった。探りながら、前に似たようなことをしたことがあるぞ?と思い出した。

あ!あれだあれだ。モイケル娘が3年間会社勤務をした後、どうしても勉強してみたいと言い出し、東京のとある大学院で近世文学コースを選んだときのことだ。

夫には、そのコースってどんな職業につながるのかと問われ、「し、知りまヘン。けど、本人が勉強してみたいと言うのだからええんじゃないですか。職業につながる学問をする人ばかりだと、世の中、知識人や教養を持つ人ががおらんようになりまっせ。」なんて偉そうに言って娘の肩を持ったおっかさんでした。

東京で兄貴との共同生活中、モイケル娘が、いざ!と再び学生生活を始めた春、わたしは帰国したのだが、当時の彼女の奮闘ぶりにわたしも加担しようとしたある日のずっこけ親子の話である。以下。

某月某日
いやぁ、参った参った。
紀貫之さまではありませんが、「娘もすなるくずし字といふものを、母もしてみむとてするなり」でありまして、モイケル娘が初めて取り組む1800年代に書かれた小説の原文読みの課題、いやはや崩し文字の漢字もさることながら平仮名のややこしいこと。
書をただ眺める分には、美しいなぁで済ませるものの、読むとなるとこれは殆ど苦行であります。二人して迷路に入り込んだ心地して、面白いもののその結果、いと恥ずかしき(笑)

kuzushimoji_2022.jpg

以下、モイケル娘のブログ記事借用して。大学から帰宅した娘から講師の正解を聞き、ガハハハと爆笑してしまったくずし文字探りテイタラクでありました。

題して「心は豚にひかるる大八車」

―ここからモイケル娘の文を引用
いやー。参った。
文字に襲われる夢を見ました。はっはっは。

自分のペースでできることをやるしかないと再度自分に念押しを。
周りはどうあれもっと気楽に失敗しまくろう\(^o^)/

と思うことにした結果

kuzushimoji_2022.jpg

赤枠内の文字を「豚にひかるる大八車」と解釈して、今朝の発表で先生の盛大な苦笑いを頂きましたww正しくは「縁にひかるる」ですね。

いやー、おかしいとは思ったんだよ。
でも他の字が浮かばなかったし、そもそも辞典の豚の字と似てたし、
右のルビも「とん」に見えるし。

「えん」だったんだねー。

ちなみにこれは1688年に増田円水に書かれた『好色大神楽』という浮世小説です。物語が井原西鶴のなんかの小説(忘れた)に酷似しているのがひとつ注目すべき点だとかなんとか。

ほんと気分は暗号解読者だよ。
今日から暗号解読者を名乗ろうかな。
どうも。暗号解読者です。ディサイファーです。

豚は大八車をひきませんよ。―引用終わり


江戸時代に「豚」っておったのかな?いや、ブタとはイノシシのことかも知れんぞ・・・しかし、なんで「心は豚にひかれる」なのだ?と不可思議に思ったものの時間切れになり、えぇい、分からん、しないよりはましだというので「ブタにひかるる」と相成り(爆)

これからが恐いような楽しみのような~

この時は、恥ずかしい誤読をしたものの翌日に正解が分かって気持ちもすっきりしたのだが、さて、Kちゃんの件は果たしてその後どなったのだろうか、と気になるのでありました。

ではまた。


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