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某月某日 

今日の一枚は2007年11月に訪れたパリ、エッフェル塔内のレストラン
eiffel-restaurante_1.jpg


【本題】

夫は書類の山に囲まれて、自分の書斎があると言うのに、なぜかリビングのテーブルいっぱいにそれを広げている。これは二人の子供たちがポルトにいた時にしていたことと同じだ。

それぞれが自分の部屋に机を持っているというのに、二人ともわざわざテレビが置いてあるリビングのテーブルに宿題を広げ、よく半分ふざけながらしていたものだ。なんで自分の部屋で勉強しないのかと不思議に思ったが、幼いころから、二人一緒にリビングで日本の通信教育を長年させていた時の習慣なのかも知れないと後年思い付いた。

テーブルに広げられた夫の書類を横目に、わたしは、ちょっとしたきっかけで「遠くへ行きたい」から出てきた懐メロの数々を、「ひゃ~」とか「うひひひ」とか独り感嘆語を吐きながら、Youtubeをクリックまたクリック。

「いつでも夢を」「あなた」「喝采」「真夜中のギター」と続け、うは!「夜霧よ今夜もありがとう」なんて、裕ちゃんいい声してるなぁ、とつぶやいたりしていた。この中の「あなた」「喝采」「夜霧よ今夜もありがとう」は、日本語の中級クラスで聞き取り授業に使わしてもらったりした。

なかでも、授業で聞かした後、生徒たちが気に入ってダウンロードし、スマホに入れていた曲には、長渕剛の「乾杯」、矢沢永吉の「アリよ、さらば」、尾崎豊の「15の夜」などがある。
いい音楽は時代を超えて、若者に訴えるものがあるのだなぁと思った。

横道にそれたが、話をもどして。

横から突然夫が
「フランク永井、ないの?」とのたもう。
「フランク永井なんて知ってるの?へぇ~@@」
とちょっとびっくり(笑)。

検索すると出た出た、「有楽町で逢いましょう」!

そして、たまにはサービスしても罰は当たらんわい^^と、わたし自身はたいして好きでもないのだが、夫のお気に入りで、日本で研究していたころ、よく口ずさんでいたさとう宗幸の「青葉城恋唄」をクリックしてあげた。

♪ 広瀬川 流れるほとり 思い出はかえらず 

夫はこのカセットテープも日本から持ってきていた。今回調べて見るとこの歌は1978年にヒットしレコード大賞を獲っている。1978年と言えば、その年の1月にわたしは持ち物の一切合財を売り払って整理し、新天地アメリカへと旅立った年であった。

夫は、広島で残り1年足らずの留学生活を、わたしは長年見てきた夢の実現、三十路を一つ超えたところでのアリゾナ行きであった。日本にいたときも、夫は広島、わたしは大阪だったので、わたしたちが会うのはせいぜい月に1、2回だった。その頃はこんな言葉はなかったが、今で言う「遠距離」なんとかと言えよう。

広島とアリゾナの航空便往復書簡は、毎日のように交換したものだが、夫は一人日本で、どんな気持ちでこの歌を口ずさんでいたのかな?と、今になってわたしは思い返しているのである。

二人して、日本の懐メロに耳を傾けた初秋の静かな夜であった。
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コメント
ご存じかもしれませんが・・・秋田漣さん
シャンソン歌手 青森の方ですが
とてもいい歌を歌われるので今聞いています。
👇👇
https://www.youtube.com/watch?v=yxXasZBOacA
2021/09/23(Thu) 02:20 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
おお!知りませんでしたが、この人の声、私好みです。
じっくり聞かせていただきましたが、津軽弁のところで、涙がでてきました。
妹にも知らせるつもりですが、次回、帰郷したときには、是非このお店へ行ってみるつもりです。ありがとうございます。
2021/09/24(Fri) 03:57 | URL | spacesis | 【編集
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