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2010年1月28日(金) 

今秋、ポルトで開かれるポルト市と日本の大きな文化交流イベントがあるの
ですが(このイベントについてはいずれご紹介します)、今日はその関係で
夕方からポルト市庁舎まで出かけてきました。

無事、事が終わり、市庁舎に同席した友人Oちゃんと写真のドームの地階の
ちょいと名のあるカフェ「Guarany」で小1時間ほどおしゃべりをして外へ
出ると、Aliados=アリアードス市庁舎通りは日没寸前。
アリアードス1
瞬く間ににカフェの向かい側は夜のとばりが降り。
アリアードス2

まだ8時頃でしたが、昔は「箱入り女房」と言われたくらいのわたし、ほんま、
こんな時間に一人ポルトのダウンタウンを歩くなど、ずいぶん珍しいことで
あります。

慌て者が、しばらく前に家のリビングで転び、そのとき打って未だ少し痛む
膝っ小僧を少し引きずりがちにメトロ駅へ急ぎ足で向かったのでありました。

さて、昨日の我がブログのコメントにパリ在住の「梨の木」さんが、2月
10日パリにてフリーメーソン美術館がオープンする旨、情報をください
ました。(現地在住ならではのホットな情報をありがとうございます!)

フリーメーソン、テンプル騎士団への興味からポルトガルの歴史、フリーメー
ソンの前身との説もある石工組合のメーソン、果てはキリスト教、異端教、
錬金術、タロットカードと我が好奇心は留まるところを知らず^^;

しかし、これらの絡まった糸を自分の推察で少しずつほぐして行くのは
大なる楽しみではあるのですが、なにしろ時間がかかる。
昨夏に、わたしが「シンボルだらけの森と館」と呼ぶシントラの「レガレイ
ラ宮殿」二度目の訪問以来じっくり考察する時間が持てず、ここしばらく、
その話題が当ブログにあがることも途絶えていたのです。

下記の本、「ポルトガルのテンプル騎士団(ポルトガル語~泣)」「キンタ・
ダ・レガレイラ(これもポルトガル語~泣)」、そして、もう一冊は、ご存
知ダヴィンチ・コードの著者、ダン・ブラウン氏の新作「The Lost Symbol」
(日本語訳は3月に発行とのこと、待ちきれず原語を買ってしまった^^;)
本2
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2010年1月26日(火) 

2年ほど前から気になっていたものにポルトガルの高級コルクレザーがある。

読んで字の如く、「コルク」が材料である。
コルクはポルトガル語ではCortica(コルティッサ。二つ目のcにはcedilha
と呼ばれるニョロ記号が付く)。
コルクの材料といえば即座に思い浮かぶのが、例えばワインボトルの「コルク
栓」、「コルクコースター」「コルクボード」等で、廉価をイメージさせる
のだが、今回紹介するのは、「これが本当にコルク?」と思われるような
ファッションアイテムだ。

コルクは主にイベリア半島に見られコルクガシと呼ばれる木から剥がされた
樹皮を言う。ポルトガルは世界のコルク生産量の70%を有すると言われ、
コルクガシは国の保護樹木とされる。
下はわたしがシントラ・モンセラーの森で見かけたコルクガシ。
コルクの木1
表皮がゴツゴツしている。

コルクガシは植樹後25年ほどたってから最初の剥皮があるが、最初の
皮はデコボコがあって、加工製品の素材としては不適合だそうだ。
その後9年毎に剥皮がなされ、樹齢は200年ほどだ。

下の写真は、数年前、アレンテージュ地方を家族旅行した際に、田舎道で
見つけた剥皮後の「コルクの木」。
コルクの木2
中に人が入れないようにコルクガシ林は柵で囲まれていたが、こうして見る
剥皮された後の茶色の木は美しくすらある。 

さて、コルクはその断熱性、吸音性、弾力性から近年、環境素材として注目を
浴びている。これに着眼してコルク皮を開発し、このエコ素材にファッション
性を加えたユニークなアイテムを売り出したのが、ポルトガルの「Pelcor社=
ペルコル社」だ。


Pelcor社の高級エコファッション
        
「Pel」はポルトガル語の皮、「cor」はCork、もしくはcorticaの略語で
あろうか。アメリカでも評判を得たペルコル社。2008年にはマドンナが
リスボンでコンサートをした際に、ペルコル社はMのイニシャルをあしらった
コルクバッグをマドンナに贈与。
これを機に「マドンナバッグ・ライン」を発表している。
コルクファッション1  
紳士婦人用のバッグ類を始め、帽子、ベルト、靴、傘とアイテムは様々。
                                                     
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2010年1月23日(日)

とうとう何に手を出してしまったかと言うと、コレです。

携帯電話1
なんだケータイじゃないか(笑)
などと、お笑いくださるな、このわたし、ついこの間までこれに手を出すことは
してこなかったのであります。(ちなみにストラップは日本製。ポルトガルでは
ケータイにストラップをつけている人はあまり見かけられない)

帰国時にも、周囲に笑われながら、「絶対使ってやらんぞ~、ケータイなしで
やり過ごしてみせる」と、毎回意気込んできたのですが、固定電話がある所沢
の妹宅に滞在してきたこれまでと違い、前回はそれがない子供たちのアパートに
3週間ほどいました。

今時の我が子たち、費用節減の理由もありって固定電話は置いていない。
そこで、日本の知人友人たちとは連絡手段としてメールを使ったはいいが、
これがなかなか面倒くさい上に、パソコンを使わない仲間もいる。
子供たちのケータイ番号を断って連絡先にしたのはいいが、日中は仕事で
家にはいないので、彼らの帰宅後でないと、こちらからもあちらからも連絡が
つかないことになる。

まぁ、急用があれば駅前に公衆電話があるので、それを使えばいいのだが、
エレベーターなしの4階が子供たちの住まい、それを上り下りしなければなら
ないのと、小銭の用意の面倒もありで、正直言うと「不便かも~」と、滞在
する環境が変わった前回、初めて思ったのでした。

周囲でケータイを使わない人間はというと・・・・夫は仕事の関係上
「これじゃ、仕事から開放されることがない」とぶつぶつ言いながら2台程
使用、義兄も、そして、70歳を過ぎた義姉までもが数年前から使い出した
つまり、そういう人が思いつかないくらい、わたしだけが時代の波に乗る
まいぞぉ乗るまいぞぉと、足元に押し寄せる余波にも足を踏ん張り、それを
ヨシとしてきたのだが、昨年秋から事情が変わってきた。
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2010年1月21日(木)
サンベント駅前広場
サンベント駅前。正面のアズレージュの教会はコングレガード教会。

火曜日は唯一のわたしの自由な休日。といっても4時、5時半には日本語
レッスンがあるので、それまでは帰宅しなければならないのですが、
その日はメトロで川向こうの町ガイア市にあるスペイン系列のデパート
「El Corte Ingles=エル・コルテ・イングレーズ」へ行ってきました。

ここの食品売り場では、醤油・ソース類、海苔や干しうどんなどの日本
食品も少しですが置いてあります。
で、うっかりこの間転んで痛めた右膝のことを忘れてあれこれ買い込み、
レジへ行ってから「重い」と気づいた。
普段だと車で来ない限りは重い買い物はしないのですが、なんですね、
食い物への欲望はなんとも避けがたい、よっし!頑張って持って帰るっ
きゃない。

El Corte Ingles地下からはエスカレーターでそのままメトロホームに
続くので問題なし。
が、車を止めている駅、こっちも普段だとエスカレーターがあるのに、
その日に限って上りが故障だ~~^^;

一段ずつ上るっきゃない、く○!と両手に袋を二つずつ提げて、
「よっこらせ、転ぶなよ、おっこらせ、大変だこりゃ」とぶつぶつ
言いながら一段のぼり、両足そろえてまた一段とやっていましたら、
ふいに後ろから、「セニョーラ、お手伝いしましょうか?」と
若い男子学生さんが声をかけてくれました。
わたしがいつも利用するメトロは丁度大学前で多くの学生が乗り降り
しますよって^^

わたしは帰国した際、階段などで上り下りに苦労しているお年寄りを
見かけると、亡くなった母を思い出し、「お手伝いしましょうか?」と
ついつい、声をかけてしまうのですが、自分がいざ、その番になって
みて、昨今の東京や大阪だったらこんなことは起こらないだろうなぁ。
むしろ、「ば○ぁ、じゃまだ、どけ!」かもねん^^;

ポルトガルだからこそ、まだそういう親切心の、しかも若い人がいるの
でしょうか。
声をかけてもらって嬉しく、ご親切ありがたかったのですが、足と膝の
運動のためにと、鄭重にお断りしました。
しかし、後で思ったら、我が後姿、年寄りに見えたんか~~(泣)

ということで、右膝はまだ直っておらず、階段に苦労してます^^;

さて、やっとブログタイトルです(笑)
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
2010年1月18日(月) 

spacesisさん、いよいよモイケル娘さんのお嫁入り仕度?
なぁんて、わたしのように早とちりの方はそう思うかしら(笑)

「結婚適齢期」なる言葉があった昔なら、今年、年女のモイケル娘、そう
いう話が出てもちっともおかしくありませんが、こればっかりは相手のいる
ことです、「お嫁になりた~い^^」と本人がわめいても、そうそう簡単
には参りませぬわ(笑)

息子にいたっては、日本で英語教師を一生の仕事とするわけではないと思わ
れますし、となると、生活の基盤がまだないことからして結婚など今のとこ
ろまず無理^^; ですから我が家の話ではありません。

週末に読んだ新聞に結婚費用の記事がありました。

挙式や披露宴の形式も近頃はこれまでと違ってきて、お披露目は身内だけで
シンプルにする人たちも増えてきたようです。
ある程度の期間同居してその後に、結婚を決めると言うスタイルも若い人たち
の間では広まっています。 離婚する場合も想定して、財産分割の面倒さを
回避するため結婚後も初めから共用財産を持たない、とするケースもあります。

ポルトガルで目下議論の対象になっているのに同性同士の結婚があります。

ポルトガルは、2001年に、2年以上の交際関係にある同姓同士は、異性
同士と同様の権利を付与することを決めましたが、今年2010年1月8日、
議会で賛成126、反対97、棄権7で、同姓婚が承認されました。

ポルトガルにおける同姓婚の場合、夫婦に準じると同様の権利は認められ
ますが、今のところ「養子縁組は不可、教会で婚姻の認知を受けられない」
の制約があります。

議会は通過したものの、これから法律として発布するために話し合いがなさ
れ、更に立法案(?というのかな?適切な日本語が分かりません。ご勘弁)、
が最終的に大統領によって認可された時点で初めて正式に認められたと
みなされるようです。大統領がゴーサインを渋る場合もあるとのこと。

また、立法案で問題になるのは、ポルトガル語の「casamento=結婚」という
語彙の表現になるようです。
「casamento」は異性同士の婚姻の意味ですので、同姓婚の場合あてはまら
ず、これはこれまでも論争の的になってきました。どのような言葉で同姓
カップルの婚姻が表現されることになるのか、興味あるところです。

いずれにせよ、正式に発布されるまでにはまだまだ時間を要します。
ちなみに、同姓婚が議会で承認されたケースは、ヨーロッパではポルトガル
は6番目、世界では8番目だそうです。

賛否は別にして、結婚、家族に対する考え方、様式は現代では様々です。
わたし自身の考えとしては、敢えて反対を唱えるものではありませんが、
「権利と義務」の部分で、捉え方、考え方を同姓婚の推進組とは、少し
異にすると思います。養子縁組の点でも同様です。

さて、それでも、生涯にただ一度の日(と最初は誰もが思うのだが^^;)、
この部分は伝統通り、華やかな挙式をしたいもので、下記新聞の記事は、
その場合、ポルトガルではどれくらいの費用がかかるのかをはじき出して
います。ちょっと見てみましょう^^

ポルトガルの結婚費用1
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2010年1月15日(金) 

前回の続きです。

「うわぁ!」と感嘆したのは、息子が送ってくれた大きな小包半面に貼られた
切手です!
小包1

拡大してみました。
アニメ切手

うひょう~、懐かしい! 「明日のジョーじゃん^^」と思いしな、ちょっと
絵の感じが「ちばてつや」と違うかも?「こっちは巨人の星?」と、他の切手
にも目を移す。

あ、これ、知ってる!「じっちゃんの名にかけて!」
の、きんだに、いや、金田一一こと、きんだいち・はじめ。分からない大人の
ためにちょっと解釈^^余計なことか。笑。このフルネームを縦に漢字で書い
た金田一少年の名前をキンダニと呼ぶ、え~っと、あれは剣持警部だっけ?^^;

「お、こっちはG.T.O.じゃん。なっつかしいいい~。でも他は知らん・・・」
もう、半分ミーハーの如しです。

そこで、アニメ切手を検索してみると、

アニメ切手2

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2010年1月13日(水) 

「んまぁ、鳩山首相、こんなことを言っちゃって~。もうあなたの発言、言葉には
つくづく辟易して来ましたが、それにしても、こんなことを自衛隊前に堂々と
吐くとは、嫌いな人ながらあっぱれ!」

と、今朝のWeb 新聞で「防衛省での首相訓示」の見出しを見てこう思ったのです
が、記事を読み進めるうちに、自分のアホな勘違いに気がついた。

「おい!檻じゃなくて鑑だよ!」^^;

なぁんだ、つまんない。
道理で読んでも胸に響かないお世辞で飾られた訓示内容、オカシイナと思ったw

で、↓こちらは檻(違うってば!w)じゃない、鑑ならず鏡です!

猫と鏡


水曜日の今日は、週に一度のわたしのポルトガル語レッスンの日です。
から来る日本語生徒さんはよく時間に遅れるのですが、
「はよ来~い。こっちもポルトガル語授業前に予習をしておきたいのだ」と毎回
焦ることしきり。ですが今日は時間通りに来てくれ、終わるや、さっとわたしも
本日勉強する課の予習です。
「よっし!出かけるまで2時間は勉強できるぞ^^」と取り組みました。

時計を見ながらの予習、「お!まだ30分はあるやん^^」と、こんな風に迫る
時間を気にせずじっくり勉強に取り組めるのは嬉しいものです。
「さぁ、行くか」とリビングのヒーターの前で固まってとぐろを巻いている猫た
ちを「起きろ~~」とたたき起こして追い出し、雨の中ながら颯爽と新車を^^
走らせました。

途中、何気なく車内のデジタル時計に目をやり、
「あれ?待てよ。 今3時半過ぎって・・・レ、レッスンは3時半だったでは
ないっけ?@@ しまった!3時に家を出るべきを3時半と完全勘違い!
・・・・・・

近頃こんなことばかりで、あぁ、なんだか自分でも嫌になっちゃうな^^;

「君がいつもすることがあるから、どっか一緒に行きたいと思うと、ぼくも
予約を入れないといけないことになる・・」と夫がぶつぶつ言っていたけど、
することが多すぎるからこんな風に色々勘違いしたりするようになるの
かしらん。

確かに一週間の我がスケジュール表、毎日なんやかんやがぎっしり書き込ま
れ、時々変更があったりすると、調整に苦労するような状態ですが、

「いや、そんなことはない。暇だとしても、同じようなことやる人だよ、
あんたは」と言う声が聞こえてこないこともない(笑)

さてと、日本に住む息子とモイケル娘からの贈り物の話です。
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2010年1月10日(日)
 
週末の今朝、息子は仕事でアパートにいなかったが、モイケル娘としばらく
チャットして後、「ではでは、今からシャワーを」といったんおしゃべりを
切って立ち上がり、ふと窓に目を移すと、おお!雪だ!
雪

雪はすぐ小雨に変わりましたが、道理で今朝は寒いわけです、この冬初めて
朝からヒーターをつけました。今日は摂氏6度以上気温があがらない。
春は遠い。

自宅の教室は月曜日から開始したのですが、ダウンタウンの土曜日の日本
語教室は昨日が初レッスン。前夜金曜日は、干支と日本の正月についても
少し話そうとイラストと写真を揃え、パソコンでの授業準備も終わった
ところで、教材を整理して両手に抱え、リビングを出ようとした途端!

あぁ、わたしとしたことが、今年最初のズッコケ、いや、本場のスッテン
コロリン、こけてしまった^^;
敷いていたカーペットに足を取られ、両手が教材でふさがっていたもので、
恐らく無意識に転ぶ体を支えようとでもしたのか、まともに右膝だけを
床に着き、がーーーん!
息が詰まるほどの痛さで、数分間立ち上がることができなくそのままリビ
ングのドアの前で座ったまま、じっと息をこらしw打った膝ではなくて、
その上部をひたすら手でさする^^;何もせずにいることには痛みで
堪えられないのだ。

通りかかった夫、
「O Dona Yuko(=オ・ドナ・ユーコ=ユーコ奥さん=ドナは既婚女性に
つく冠詞)、そんなとこで座ってなんばしとっと?」

なんばしとっとじゃあれへんがな、転んだんです、立てないのです・・・

助け起こされ夫の手を借りて「膝のサラでも割れていたらどうしよう」と
思いながらやっとこさ寝室まで行ったのですが、痛みがひどい。
塗り薬と痛み止めのピルを用意しながら、

「少し様子をみよう。明日は休んだら?」
という夫に
「2010年初授業よ。みんな日本語を勉強しようと気持ちも新たに
 楽しみにして来る。キャンセルはできるだけしたくない」とわたし。

明朝まで様子を見て場合によってはレントゲンを取りに行こうということ
になった。翌朝起きて、
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2010年1月7日(木)

casa da rolhas1
ポルト百景。1850創立のCasa das Rolhas(casa=家 rolha=コルク栓)
店内にもカメラを向けてみました↓
casa-da-rolhas1

さて、今日は子供たちの話題です。

幼稚園部から12年間に渡る、ポルトのブリティッシュ・スクール修了後、高校の3年
間をダウンタウンにあるポルトガル私立高校で学び、6月の高校卒業資格国家試験
(これは大学入学試験ともなる。ポルトガルは高校3年間の成績と最後の卒業資格
となる国家試験の結果如何で入学できる大学や学部が決まる)を終えるや、東京に
ある大学を目指して、我がモイケル娘が日本へ行ったのは6年ほど前の夏だ。

2、3年に一度の割で、母子で帰国していたものの、例え母国であろうと短期滞在は
住むのと違い、社会事情の精通に欠けるというもの。
一昨年、大学最終学年のモイケル娘の就職活動には大いに慌てふためいて冷や
汗をかいたものだ。

日本の就職事情に疎かった我ら母子は、

「まだ卒業確定と決まってるわけじゃなし、どうやって就職活動なんてできるのだ?」
「就職が決定して、単位を落っことし、留年となったら恥をかくし、就職先にも迷惑
をかけるではないか。おかしいよね」


とばかりに理屈をこねて、二人でのんびり構え、その実、危うく就職活動の機を逃す
ところだった。背に腹は変えられないとばかりに、理屈も道理もひっこめてしまった
のだから、情けない話ではある^^;

が、慌てふためいた甲斐あってモイケル娘はどうにか就職でき、昨年春から都内の
築地にある某社で働いている。
今年の就職事情は殊のほか厳しいと聞くから、昨年就活したのはラッキーだったと
思わねばなるまい。

兄貴である息子はというと、何度かブログで既述したように、修了したITコースの
職種を選ばず、なんとなく得意とする英語教師の道へと歩みだしたのだが、不況は
いずこも同じで、リスボンでの公立学校での仕事はパート、かなりな薄給でとても
自活できる額ではない。

見通しがつかないポルトガルの将来に愛想を尽かし、結局、もっと実入りがいいと
言うので、ついに彼も妹に遅れて日本上陸を果たしてかれこれ1年が経とうとして
いる。
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2010年1月4日(月)

空1
①元旦の、雨があがったひと時のポルトの空。

空2
②12月以来、曇り、雷雨、豪雨を繰り返す天候のなか、ようやく夕焼けを
見せてくれた1月3日のポルトの空。


昨年夏以来、政権トップの脱税を始め、外国人参政権、沖縄米軍基地、
靖国問題、歴史教科書と多くの問題を抱えて不安が募るばかりの母国政情、
①の写真のような暗雲をとり払い、②の空のように「明日は天気」と希望へ
つながる国政を今年も心から願って止みません。

さて、ブログの装いも新たに2010年の通常生活もスタート、と行きたい
ところですが、これがあなた、そんな心機一転というようなものでは
ございません^^;

怖いもの知らずが、正月休みで少し時間ができたのでと、新年早々
お調子に乗り、HTMLのなんたるかも知らないのに、「ちょいとブログの
デザインに手を入れてみよっか?^^」なぁんて、おアホな編集を思い
ついたのが運のつき。

「どれどれ。この辺にこういうものを入れてっと^^(プラグインと言うの
でしょうか?)」 そんな具合に管理人ページで色々いじくり回していた
ところが、ところが・・・・
自分のブログ確認に及んで、記事を始めあったはずの全てが消えて
ブログが真っ白に~~~@@ ガーーーン!

おい、spacesisさん!何をおしでかしか!
聞いてくれるな、おっかさん、真っ白になったのはブログ画面のみならず、
我が頭もであった。トホホのホ^^;

覆水盆にかえらず、やってしまったものはいかに慌てふためいても
元には戻らない。
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2010年2日(土)

gatos
ヒーターを5匹占めw。我が家の5匹猫から今年も宜しくニャン。

弘前から叔父夫婦のいる大阪へ家出をしたのは「日本海」がまだ
急行列車だった1960年初期、わたしが中学生の頃だった。
(この時のエピソードはこちら「急行日本海:夜汽車に乗って」で
どうぞ。)

当時、地方の多くの若者がそうであったように、わたしも父に反抗
する気持ちも加わって、「都会」への憧憬は強かった。
立て続けに家出して押しかけるわたしに、叔父夫婦は「困ったもの
だ」と思ったことだろう。が、当時子供がいなかったかれらは結局
わたしを引き取ってくれたのだった。1年後には高校受験を控えると
言う中途半端な時期ではあったが、中学3年生を大阪で過ごすこと
になったわたしは大いに嬉しかったものである。

そうして始まった叔父夫婦との1年間は、わたしの人生の最初の
転換期になったと思う。

思春期のわたしにとっては都会に生活することもそうだったが、
叔父夫婦が、田舎では見られない新鮮なカップルの姿に見えたもので、
その夫婦のあり方に当時は少なからず憧れたりしたものだ。
しかし、一方で、経済的な不自由はなしと言え、「他人の釜の飯を
食う」ということがどんなことなのかも、薄っすらとではあるが知
ることができた時期だ。

洒落たことに、それまでは朝食は納豆にご飯だったのが、叔父の
ところでは食パンにバターやマーマレード、ハムエッグにミルクに
変わり、週末には彼の運転で京都や奈良へドライブしたりなどして、
弘前にいては経験できなかった多くを見聞できたものだ。

それらの見聞のなかでも特に忘れられないのが「シネラマ」だ。
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