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2022年5月30日 

某企業のT氏に「こんな食事処があるんですが、ご存知ですか」と紹介されてかれこれ1年くらいになる。氏は既に行っており、「イケますよ」というようなコメントだった。行きそびれていたのは、その食事処が、今回日本文化展示会をしたOvarにあるからだ。自動車道路を45分ほどだから、ほな、行きまひょか、と思い立ってすぐ行ける距離ではない。

もうひとつの理由は、賄っているカップルがポルトガル人だと言うこともあった。和食の味を出せるのは日本人でないと難しいんじゃないかな?との気持ちがあるからだ。 しかし、日曜日は12時に開店だとあるので、Ovarでの展示物撤去作業を2時間ぐらいとみると、行けるではないか。ちょっと寄ってみようかとなった。

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住宅区域のコンドミニアムの地階にある。ちょっと分かりにくいのが難だが、GPSだと問題はない。
店に入ると「居酒屋」ののれんがかけてあり、アットホームな雰囲気だ。

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わたしたちはその日の一番客だった。

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メニューの品数は少ないが、餃子はおいしかったし漬物もあっさりしてサラダとしていただける。
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下のお好み焼きだが、大阪風お好み焼きと断り書きを入れてある。ポルトで口にするお好み焼きは広島風が多いのだが、わたしは俄然大阪のお好み焼きファンだ。
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大丈夫かな?と少し不安を抱えつつ注文したサバ↓たたき風でこれが殊の外、美味しかった!    
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メニューにはその他、鯖寿司、いなり寿司、ごはん、鮭の味噌ソースなどがある。日によっては豚骨ラーメン、焼きそばなども出るようだ。わたしにとって残念なのは生ビールがない点(泣)。瓶ビールで我慢だった。
居酒屋はポルトガル語で「Tasca Japonesa」。機会を見て多分もう一度、この居酒屋に足を運ぶと思う。

※Tasca Japonesa AKAI
住所:R. Brg. Pinho Freire 169, 3880-342 Ovar
開店時間:12:00~3:00時 7:00~10:30
休業:火曜日
Tel:256 037 754

ではまた。
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2020年3月28日 

夫と二人で毎日曜日の昼食を外でするようになってどのくらいだろうか。気に入った店の数軒は、日曜日閉店だったりコロナ禍で閉めてしまったりしたこの数年だ。

日曜日は夕方5時からオンラインでグループ日本語教室がある。それが終わるとすぐ晩御飯の準備にとりかかるので、せめて昼ご飯は作らずに済むようにと夫の気配りからなのだ。

が、残念なのは昼食時にアルコールが口にできない点だ。例えアルコール度数の少ないビールであっても、口にすると近頃はその後ほわ~んとなり、授業に気合を入れるのにどうもよろしくない。それで、水かアルコール抜きのビールである。とほほほ。

さて、日曜日こと、ダウンタウンのスペイン系タパスレス(https://spacesis.blog.fc2.com/blog-entry-1881.html)を目指したのだが行ってみたら休み。では他を当たろうとぶらりぶらり、人影の少ないダウンタウンを歩いていると、やや?「A Regaleira」が小ぎれいになって再び同じ場所にできているではないか?

「A Regaleira」は元祖フランスズィーニャのレストランで、2018年に閉店、その時に一度も足を運ばなかったことを悔いたのであった。そこで、「今日はここで!」と入った。

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肝心のフランセズィーニャは夕方仕事がある身には胃に重い。前菜にエビのクリーム煮と Peixe de Horta(畑の魚)と呼ばれるサヤインゲンの天ぷら。(天ぷらがころもが多すぎと思われw)

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メインディッシュはタコ。これもわたしの胃には結構重かった。
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店内ではほとんどの人がフランセズィーニャを食べていた。

では、フランセズィーニャとは?以下。

ポルトを代表する伝統料理はと言えば、まずあげられるのが「Tripas(トゥリッパス)」、そして「Francezinha(フランセズィーニャ)」でしょう。息子も大好きで、ポルトに帰ってくると必ずフランスズィーニャを食べに行っていました。フランセズィーニャの本場はポルト。

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レストランYUKOのフランセズィーニャ
食パンの間には、ハム、ソーセージ、肉、チーズが挟まれており、その上にたっぷりのとろけたチーズがかけられています。中身はこういう具合い↓
YUKOfrancesinha

おいしいものをありったけ詰め込んだようなボリュームたっぷりの、言うなれば、特性サンドイッチです。
好きな人はこの上に更に目玉焼きを載せ、フライド・ポテトをつけます。ビール、ワインには最高!カロリーも最高のワッハッハ!フランスズィーニャのお値段の程は、7ユーロ(\1000ほど)。

さて、ポルトガルなのなぜ「フランセ」とつくのか、どなたも不思議に思うのではないでしょうか。そこで、今ではポルト料理を象徴し、世界でも十指に入るサンドイッチのひとつに数えられるフランセズィーニャのストーリーを紹介します。
元祖フランセズィーニャがメニューに載ったのは1952年、ポルトのRua do Bonjardim(ボンジャルディン通り)に開店したA Regaleira(ア・レガレイラ)レストランです。

ある年のこと、A Regaleiraレストランの店主は、フランスに立ち寄りホテルで一人のバーマンに出会います。今でもそうですが、よりよい生活を求めてポルトガルからフランスへと出稼ぎに出るポルトガル人はとても多く、彼もその一人でした。
このバーマンを見込み、店主はポルトの自分のレストランに誘います。Daniel Davide Silvaというこのバーマンがフランセズィーニャをつくった人なのです。

Daniel氏はレガレイラ・レストランで働き始め、フランスの「クロックムッシュ(Croque Monsieur)」というサンドイッチにインスピレーションを得て、肉とポルトガルのハム、ソーセージをパンに挟み、独得のピリ辛ソースを発案し、店のメニューとして出します。
YUKOfrancesinha「クロックムッシュ(Croque Monsieur)」Wikiより

さて、この名称ですが、Daniel Davide Silva氏、フランスではバスに乗っては、小奇麗でシックな服装のフランス女性を観察するのが好きだったとのこと。このソースを思いついたときに「フランス女性はエキサイティングである」との意味で「Francesinha(フランス女性)」とつけたとか。

YUKOfrancesinha
レストランYUKOのピリ辛ソース。好きなだけフランセズィーニャにかけて食べられます。
ピリ辛ソースをポルトガル語ではmolho picante(モーリュ・ピカンテ、molhoはソース、picanteはピリ辛)と言うのですが、picanteはそのまま「刺激的」と言う意味につながりますね。

フランセズィーニャはソースがポイントで、レストラン・レガレイラのソースのレシピは門外不出、金庫の中に保管されてあるとのこと。
わたしがポルトに嫁いできたのは1979年ですが、フランセズィーニャはレストラン・レガレイラで既に出されていたものの、名前すら耳にすることはありませんでした。フランセズィーニャを耳にしたのは、息子の口からでした。

ボリュームたっぷりのピリ辛フランスズィーニャは若い人に人気があり、一軒のレストランから口コミで広まったDaniel Davide Silvaのサンドイッチは、今ではポルト郷土料理「Tripas料理(トリッパス)」に継いで、ポルトを象徴する一品になりました。

ポルトガル国内の大きな都市ではメニューに見るでしょうが、食べるなら、やはり本場のポルト、それもできれば、フランスズィーニャが美味しいと評判の店をお勧めします。レストラン・ア・レガレイラは当然のこと、レストランYUKOもそのひとつです。

1934年に開店されたA Regaleiraは、80年以上の歴史をもつレストランです。古い街並みの良さが魅力のポルトですが、コロナ禍以前は、観光ブームにより、ホテル、カフェ、レストランの増設がさかんになり、古いものが姿を消していくのは、街の魅力を失うことにつながらないかとの心配が大きかったので、古きものを維持しながら街が発展する方策を是非探って欲しいと望んでいます。

新装「A Regaleira」
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本日はこれにて。
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2021年6月1日

先週の日曜日は、取材がてら、隣町ガイアで昨年7月末にオープンしたWOWことWorld of Wineへ写真を撮りに行ってきました。

原稿締め切りは6月20日なのですが、明日は2回目のコロナワクチン接種があるので、体調を崩して外出できないとなったら困ります、今のうちにということで。

昼食をとりにこれまで2度ほど行っていますが、55000㎢の敷地です、まだ全域を歩いていませんでした。

WOWの敷地内には現在のところ、レストランが9軒ほどあるのですが、今日はそのひとつ、レストラン「T&C」をご紹介します。

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店内には大きなワイン樽(ポルトガルではPip=ピパ呼ぶのですが)を模した席もあります。
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勿論、普通のテーブル席も。かつてのワインセラーをレストランに改造したとのこと。緊急事態がかなり緩くなっている今、気を抜いてはいけないと思い、ポルトガルではランチにはかなり速いと思われる12時半ころに入りましたので、わたしたちが一番最初の客でした。

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いつもの通り、軽い前菜(黒豚の生ハム、オリーブの漬物)、それにPeixinhos da horta。庭の小魚の意味で、ポルトガルの昔からの料理の一品ですが、実はサヤインゲンを天ぷらにしたものです。

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見た目が小魚のフライのようなので、そんな名前がついたのです。タルタルソースをつけていただきます。写真では、ビールの後ろになってて、よく見えず。そこでWikipediaから写真を借りてきました。小魚のフライみたいでしょう?

ビールはもう一杯欲しいところを我慢しました。夕方5時から1時間半、毎日曜日は教えるのが楽しい中級日本語クラスがありますからね。ほろ酔い機嫌ではいけません。笑。わたしたちが引き上げるころには、店も立て込んできましたので、思った通り早目の時間に来てよかった!

WOW内にはたくさんのレストランがありますが、T&Cはワインスクールの地階です。

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アズレージュの石段を登り広場に出、WOWの広場からポルトのドン・ルイス1世橋を目に。

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天気はよかったが、空は少し霞がかかっていた。ポルトの景色は何度見ても美しい。

ではまた。
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2019年9月16日 

昨日は日本からいらしたYご夫妻と半日を過ごしました。
このところ、日本語でおしゃべりする機会がなかったもので、ついつい調子に乗りしゃべり過ぎた嫌いあり^^;でも、色々な話題が出て、とても楽しい時間でした。

大丈夫かな?と気にしていた体調も喋り捲ったせいか、なんだか順調。この調子でどんどん体調が回復していけばいいな、と思っています。体調不調の原因を探るため、あと三つほどの検査を受けることになっているのですが、その頃には完全回復していたりしてね(笑)

しかし、バッグに入れてあったのに、うっかり首にスカーフを巻かなかったもので、今朝はてき面、首回りに太陽光線アレルギーの湿疹でありました。トホホホ。

今日は、ご夫妻を案内したレストランを紹介します。
レストランÁrvore(árvore=木)は、この夏、わたしたちが行き始めた隠れレストランです。通りに面してはいるのですが、これが人通りの少ない古い裏通りであるのと、ちょっと見た目にはレストランだとは気付かないことが多いのとで、今のところ、人があまりいないのでのんびりできるのがいいのです。

元はCasa das Virtudesと言うPinto de Meireles一族の屋敷でした。最初の当主は18世紀半ば、José Pinto de Meirelesキャプテンでキリスト騎士団の騎士です。ゆえに、表玄関には立派なBrasão(ブラザォン=家紋)が観られます。下の写真はわたしがたまに見かけてきたものの、放置されたままの屋敷です。

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Casa das Virtudesは大きなキンタ(庭園)Virtudes 公園も併せてあります。下は現在の表門。

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ここから入り、石段、もしくはエレベーターでレストランへ。

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テラス席もあり、ドウロ川と横のVirtudes 公園が一望できます。
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↑緑がこんもりとしたVirtudes公園

メニューは豊富ではありませんが、わたしが気に入ったのは、たっぷりの美味しいサラダ。小食のわたしにはこれだけで十分。夫のディッシュと半分ずつ分け合うのですが、昨日は残念ながらそれがなし。
食事は可もなく不可もなくというところでしょうか。けだし、眺めがいい立地条件、それと静かでゆっくりできることがそれをカバーしていると思われます。

Quinta da Virtudesについてはこちらで案内してあります。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1863.html

ではみなさま、本日はこれにて。

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2019年5月19日 

すっかり観光地化したポルトです。今ならわたしが案内するまでもなく旅行者はTripadviserで情報を得ることができる食事処。
しかし、なかにはヤラセの書き込みや評価があると、実はせんだってレストランを経営する日本語生徒さんから耳にしたのでした。

拙ブログで案内するレストランは、わたしと夫の口に合った店ですから、必ずしも他の人も同意見を持つとは限りませんので、その点はどうぞご理解ください。

さて、今回の案内する「ゼ・ボータ」、最初は我が4人グループのOB食事会で、2度目は夫と行ったものの、満席でギブアップ、3度目は日曜日で休業と、4度目にしてやっと夫がありつけたというレストランです。

カルモ教会向かいにある路地を入ります。

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外見はいまいちですが、値段は安くもなく高くもなく。店内もさして広いわけではありません。

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壁は訪れた人達の写真とともにメッセージボードでぎっしり。

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夫が注文した肉料理。
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こちらはわたしがいただいたタラ料理ことバカリャウ。
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これはイケましたよ。量も多くなく、普段は食べきれずに残してしまうわたしですが、完食しました。

これに、Entrada(前菜)には、Presunto com Queijo(生ハムトチーズ)こ、それにいつものSuper Bock の生ビールとで約50ユーロ。サービスは迅速で、わたしたちは楽しめました。

開店すぐに行くか予約を勧めます。

メモ
所在地:Tv. do Carmo 16, 4050-064 Porto
開店時間:12:00~14:30 19:30~22:30
休日:日曜日

では、また!

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